姫の「ふざけた部分」も再現? 『ゴールデンカムイ』アニメでカットされた衝撃回に「グロすぎ」「泣いた」
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
2024年10月からWOWOWで放送が始まった『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』の第5話では、予告の段階で大きな反響を集めていた「親分と姫」のエピソードが描かれました。原作7巻に収録されたこの物語は、アニメでは放送枠の都合でカットされて単行本19巻の限定版付録のOAD(名称は「モンスター」編)でのみ映像化されていた衝撃回です。 【画像】え…っ? 「見たら泣いちゃう」「ふざけた乳首も再現?」 こちらが話題をかっさらった「親分と姫」の再現度高すぎな姿です(4枚) 4話で登場した「家永カノ(演:桜井ユキ)」から「刺青囚人」の情報を得て日高にやってきた「杉元佐一(演:山崎賢人)」たちは、そこで牧場経営者のアメリカ人「エディー・ダン(演:モーリー・ロバートソン)」から不死身の怪物と恐れられるヒグマの退治を依頼されます。ダンの家畜を何度も襲った赤毛のヒグマはなんと3頭もおり、追い込まれた杉元たちは森のなかの小屋に立てこもることとなりました。そこに先客としていたのが、刺青囚人のひとりでヤクザの親分である「若山輝一郎(演:渋川清彦)」と、その子分「仲沢達弥(演:木村知貴)」です。 「キロランケ(演:池内博之)」の競馬参戦の場面や、「アシリパ(演:山田杏奈)」がアザラシを殴り殺す姿、杉元がヒグマの攻撃を顔に食らって「焼きナス」のようなるシーンなど、予算やコンプライアンスの面で厳しそうな部分はカットされたものの、「モンスター」編の肝心な部分は再現され、第5話も好評の声が相次ぎました。尺は短いながらも、実は恋人同士だった「親分(若山)と姫(仲沢)」の純愛がしっかり描かれていたのもポイントでしょう。 ちなみに、原作では杉元たちがふたりを疑って上半身を脱がせた際に、仲沢(姫)の毛の濃い乳首を見てアシリパが「うるるる」と怖がり、杉元たちが「なんだその乳首は」「ふざけた乳首しやがって」などと罵る人気の場面がありました。ドラマでは肝心の仲沢の乳首は映されなかったものの、彼の乳首は同じように罵倒されており、よほど「ふざけた」形だったと思われます。 5話では人間の生首やヒグマの鼻から先が斬り落とされるなどの描写があり、コンプライアンスの面で乳首が隠されたというわけでもなさそうですが、X(旧:Twitter)では「これはきっとあれだな、姫の乳首は親分だけのものってことだな」「親分の大事な姫の乳首をそう簡単に見せて頂けるわけがなかった」「汚い乳首をあえて晒さずに視聴者にいろんな乳首を解釈させることで、姫と同じ乳首だから自分は汚いんだ…とショックを受けさせない視聴者への配慮に脱帽」「姫のケツは良くても乳首は親分的にダメだったんだなぁと思うと、『じゃあ仕方ないね』としか言えないな」と納得する声も多数あり、これはこれで実写ならではの演出として受け止めている人も多かったようです。 そのほか、ヒグマの土饅頭に埋められるも復活した親分がマキシム機関銃を構えながら「姫~」と叫ぶ場面で杉元たちが「姫?」と次々反応する姿や、親分が瀕死ながらヒグマの肛門にドスを突き立てる描写、親分と姫が互いを想い合いながら息絶えた後に空に浮かぶハート形の雲、一連のシーンを見ていた杉元が冷静に「(親分の)皮剥いでくる」といってそのままエンドロールに入る切れ味など、今回もしっかりと原作を再現した描写や演出のトーンが評価されました。親分役の渋川さんと姫役の木村さんにも、「親分と姫が(無駄に)一大スペクタクルでちょっと泣いた」「親分、ちゃんと姫への話し方が怒っていても優しいんよな」「原作の親分とは見た目はだいぶ違うんだけど、かっこよくてチャーミングな親分で良かったです」「姫はあの尺のなかで不審な男からヒロインになるのすごい」「親分に焼きもちやいてのあっかんべーかわいすぎる」と絶賛が相次いでいます。 第6話では予告編の段階で大いに話題になっていた、「鶴見中尉(演:玉木宏)」とはく製職人「江渡貝弥作(演:古川雄輝)」のエピソードが描かれる予定です。伝説の江渡貝の「ファッションショー」もしっかり再現されているようで、こちらもかなりの盛り上がりを見せるのではないでしょうか。 ※山崎賢人の「崎」は「たつさき」 ※アシリパの「リ」は小文字
マグミクス編集部