【“黒板五郎”にまた会える!】ドラマ『北の国から』が令和6年にやってきた!
「’84 夏」、子供がまだ喰ってる途中でしょうが!!
下のデザインは「’84 夏」より。純の親友の正吉が富良野を旅立つのを見送った帰りのラーメン屋。 丸太小屋の火事や、都会からやってきた少年・努のパソコンの本を誰が盗んだかで、大きな問題に発展してしまった全ての責任を正吉のせいにしてしまったことをひどく後悔していた純は、正吉に対する後ろめたさや謝りたい気持ちでいっぱいになり、卑怯で弱虫だった自分を五郎に泣きながら告白する。 五郎も風力発電を諦めたことを指摘されたことに対してドキッとしたことを告白する。 会計後、早くお店を閉めたくてイライラしている店員が、親子の会話を遮るように純のラーメンのどんぶりを下げそうになった時…… 「子供がまだ喰ってる途中でしょうが!!」と五郎が怒り、とっさにどんぶりが落ちて割れてしまう。それを拾い集めた蛍の気持ちをデザインに。
「’95 秘密」、純とシュウの出会いのキッカケをデザインに
下のデザインは「’95 秘密」より。東京から富良野に帰り、市役所の臨時職員として環境管理課(ゴミ処理)で働いている純。そこに間違って出された柱時計をきっかけにシュウと出会う。 中学生時代ペンチというあだ名で呼ばれていたほど手先が器用なこともあり、山部の粗大ゴミ捨て場を「山部山麓デパート」と名づけ、そこに捨てられた物を自分で修理しリサイクルして使っていた純は、 引っ越ししたてでお金がないシュウの部屋の家具や家電や自転車をプレゼントする約束をし、次第にシュウのことを好きになっていく。
「ドラマシリーズ第8話」親子3人で怒鳴るシーンをデザインに
下のデザインは「ドラマシリーズ第8話」より。1980年大晦日の出来事。電気もテレビもない黒板家。年末ぐらいはテレビをと五郎の計らいで、純と蛍は正吉の家に紅白を観に。 五郎は中畑さん家へ出かけるが、他人の家の年越しの家族団らんの空気に気を使い、それぞれの思いを胸に結局家に帰ってきた3人。 母を思い出し落ち込んでいた純と蛍を五郎が元気づけ、紅白歌合戦を観なくたって年は越せるのだと、黒板家らしい年越しをしようと、富良野の街の灯に向かって「さよーならー! 1980ねーん!」と親子3人で怒鳴るシーンをデザインに。
梶井 誠