佐々木朗希、決断の時迫る!締め切り日本時間24日午前7時 本命ドジャースと2度目の面談へ
ロッテからポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手(23)がドジャースと2度目の面談を行うと14日(日本時間15日)、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が報じた。また、関係者筋として「数人のスター選手が出席する見込み」と伝えた。米メディアによると佐々木は最終候補をドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞ったとされる。ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手の契約が15日(同15日午後11時)に解禁され、最速165キロ右腕の移籍先に注目が集まる。 決着へのカウントダウンが始まった。日本時間15日午後11時にメジャー球団と25歳未満の外国人選手の契約期間がスタート。移籍先を3球団に絞り込んだとされる佐々木。ドジャースが最後の交渉球団となった。 「ドジャースは本日、佐々木と面談し、数人のスター選手が出席する見込みとなっている」 米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のXで伝えた。最終候補に残ったパドレス、ブルージェイズに続き2次面談が実施されたもよう。ド軍は切り札としてチームの中核を担うスター選手、大谷、山本、ベッツ、フリーマンらを起用して勧誘する狙いがあるとした。 ポスティングシステムを申請後、20球団が獲得に乗り出した23歳。昨年12月にロサンゼルスの代理人事務所で行われた1次面談には約8球団を招待し、今年1月13日までにヤンキース、メッツ、カブスなどに候補から外れた旨を通達した。最終候補に残った3球団には佐々木自身が各本拠地に赴き、再度面談する機会を与えた。 米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は3球団に絞り込まれた時点で「ドジャースとパドレスが圧倒的な有力候補。それは変わっていない」と日本選手が所属する2球団の位置付けを伝えており、ローゼンタール記者はこの日、ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で「ブルージェイズを残している理由が分からない。目立った投手育成の実績もない」とダークホース的な存在であると伝えた。 ポスティングシステムによる佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)と決断の時期は迫っている。本命のドジャース、パドレスか大穴のブルージェイズか。佐々木自身は交渉期間に一度も口を開いていないだけに情報が錯綜(さくそう)。未曾有の争奪戦に日米の注目が集まっている。