【珠算】史上3人目の快挙達成 暗算力の強化で挑む全国の舞台 小林優太くん(広島市立広島商業高校)
広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組『夢キラリ』 今年4月に行われた広島県選抜珠算競技大会の個人総合競技選手権の部で優勝に輝き、全国大会出場を決めた、広島市立広島商業高校珠算部 小林優太くん(3年)にインタビューしました。 ――今大会はどうでしたか?―― 乗算・除算・見取算・乗暗算・除暗算・見取暗算の6種目の合計で1,500点中何点とれるかという競技で、今回は1,435点でした。去年の全国大会(1,440点)と比べると少し点数が落ちているので不本意です。 ――日本珠算連盟段位認定試験では史上3人目となる十段満点合格を達成する経歴ももっていますが、8月の全国大会に向けた課題は何ですか―― 今の課題として2つあり、一つ目が暗算力です。暗算はそろばんで弾くよりも確実にスピードが速いことです。答えを書いている間に次の問題を見て計算してすぐに次の答えを書く事ができます。二つ目が、自分の限界を超える事です。問題用紙の下にいけばいくほど桁数も多くなって難しくなってくるので、そこをいかに速く解く事ができるかが重要です。去年の全国大会ではベスト50(1,440点)だったので今年は1,480点でベスト30入りしたいと思っています。 ――常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか―― 「信は力なり」です。珠算部の部旗に書かれている言葉であり、指導してくださる早川先生から頂いた言葉です。 前回の全国大会の時に緊張して「ヤバイかも」と思ったりしましたが、あの部旗を見ると「自分を信じて仲間を信じて、そして今までやってきた練習を信じて」と思えました。不安とかも全部消えて、今から挑む世界に集中することができるので、自分が今とても大切にしている言葉です。 ――将来の夢は何ですか―― ここ市商で教師になって珠算部の顧問として全国大会で優勝できたらいいなと思っています。 『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分からTSSで放送しています。
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