好調な三笘薫を絶賛も…ブライトン指揮官はさらなる成長に期待「まだ進化の途中」
ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、好パフォーマンスを見せている日本代表MF三笘薫に賛辞を送った。26日、クラブ公式サイトが伝えている。 現在27歳の三笘は、2023-24シーズン終盤戦は腰の負傷により離脱を余儀なくされたが、今季は開幕からリーグ戦全5試合に先発出場。1ゴール1アシストを記録するにとどまっているが、多くのチャンスを創出するなど、今夏から率いているヒュルツェラー監督の下でも中心選手として起用されている。 そんななか、28日に行われるプレミアリーグ第6節チェルシー戦の前日会見に出席したヒュルツェラー監督は、三笘の活躍に感銘を受けているかと聞かれると、「彼との仕事は初日から楽しんでいるよ。彼は素晴らしく謙虚で、改善するための全力を尽くす人間だ」と絶賛しつつ、次のように続けた。 「負傷から復帰するのに少し時間を要したけど、私たちは彼にプレッシャーをかけなかったし、彼は元の姿に戻るために何をすればいいかを理解していた。試合毎によくなっている。最終的に彼にはゴールやアシストを求めている」 「前回の試合では何度か素晴らしいチャンスを作った。少し不運だったけど、挑戦を続け、ゴール前に顔を出したり、一対一を仕掛け、シュートを狙ったりしていた。とても柔軟で、クロスの精度向上にも取り組んでいる。彼はまだ進化の途中であり、今の好調さを嬉しく思っているけど、その一方で試合中のあらゆる場面において改善できるようにも努めている」 また、記者から三笘のトラップが完璧で異次元だと思うが、あなたもそう感じているかと聞かれたヒュルツェラー監督は「ある意味においては特別だと思うよ」と認めながら、さらなる成長を期待していることも口にした。 「もちろん、監督としては他の動きについても好印象を持っているけど、三笘のファーストタッチは格別だと言えるだろう。並外れた選手であり、違いを作れる選手でもある。しかし、このような選手たちにも改善できるところはあるし、彼自身も改善したいと思っている。彼は自分で完成した選手だと言うことはない。彼はポテンシャルをさらに成長させる方法を考えている。そこは私が一番感銘を受けているところだ」
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