【那須2遺体】長女・宝島真奈美容疑者(31)、両親殺害の背景にあった家庭内トラブルと会社乗っ取り「連れ子だった」「次女が取締役に」
変更された会社登記簿
宝島さんが経営していた上野の複数の飲食店を束ねるサンエイ商事の登記を見ると、長女の真奈美容疑者は長年同社の取締役を務めていたが、今年1月11日に辞任している。それと同時に次女が取締役に就任していた。しかし、その次女も何らかの理由で2月末で退任している。 今回の事件で宝島さん夫妻が死亡した後、5月15日には真奈美容疑者が代表取締役に就任していた。グループ会社も同様に、4月16日に夫妻が死亡したことが登記され、真奈美容疑者が代表権を持っていた。動機のひとつに、会社の運営をめぐるトラブルがあったのだろうか。 「バレないと思っていたのでしょうかね、結果的に、会社を継ぐことには成功したということなのでしょうが、両親を殺害してまでして会社を継ぐとは信じられません」(前出の男性) 真奈美容疑者は世田谷区内に関根容疑者と住んでいた。近隣の高齢男性は「前は犬を2匹連れて歩いているのをよく見ましたが最近はねえ……」と振り返る。 事件を経て、外に出る機会を減らしていたのかと思いきや、時折、周辺で目撃されていたとの話も。近隣住民の女性は「真奈美さんは、事件の後も普通に生活していていました。ここ最近も、室内から音がして住んでいる様子は確認していました」と語る。逮捕された6月27日朝には周囲で警察官も目撃されていた。 真奈美容疑者が両親を殺害してまで手に入れた会社。1カ月程度の社長の椅子の座り心地はどのようなものだったのだろうか。