<プリキュア>20周年の“これまで”と“これから” 始まりは「反骨心」 今後も「常識を疑いながら」 鷲尾Pが語る
人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版アニメ「映画プリキュアオールスターズF」(田中裕太監督)の“復活祭上映”が2月1日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、シリーズの“生みの親”とも呼ばれる東映アニメーションの鷲尾天プロデューサー、田中監督、キュアスカイ/ソラ・ハレワタール役の声優の関根明良さんらが登場した。シリーズの第1弾「ふたりはプリキュア」が2004年2月1日にスタートしたことを記念して、日本記念日協会が公認した“プリキュアの日”に、鷲尾プロデューサーが「プリキュア」の“これまで”と“これから”について語った。 【写真特集】プリキュアの“これまで” 歴代キャラを一挙公開 懐かしい!
「プリキュア」シリーズは2023~24年、20周年を記念して大型展示会、横浜市でのパレード、大型ライブイベントなどさまざまな企画を展開した。上映会では、20周年企画を振り返る映像が上映され、鷲尾プロデューサーは「やりたい放題ですね。やりつくしていますね。びっくりしました」と笑顔で語った。
「教えて鷲尾さん、20の質問」というコーナーでは、鷲尾プロデューサーを含む登壇者が「プリキュア」シリーズについて語った。
第1弾「ふたりはプリキュア」のテーマは「女の子だって暴れたい」だった。鷲尾プロデューサーは「世間の常識に対する反骨心から始まったんです。常識を疑うところから始まったので、20年続いていますが、これからも疑いながら進んでいけばいいんじゃないかなと思います。それがプリキュアらしくなる」と明かした。
「プリキュアって何?」という質問に対して「(田中)監督と話したことあるのですが、『手をつなぐこと』と返事をした記憶があります」と答えると、田中裕太監督は「その話、覚えていなかった」は笑顔を見せた。
関根さんが「プリキュアが100人になってもオールスター映画はやっていただけるのでしょうか?」と質問すると、鷲尾さんは「お約束するのが難しいのですが……」と明言は避けたが、大きくうなずいた。