美作市役所

　岡山県美作市は26日、車検が切れた公用車1台を業務で使用していたと発表した。危機管理室の乗用車で有効期間終了後の2月20日から今月25日までに職員3人が計9回運転し、153キロを走行していた。 　乗用車は、同室が管理する設備や災害現場の確認に使用。25日に職員が2023年度の予算執行状況を調べて車検切れに気付いた。有効期間を記載した走行日誌などの確認が不十分だったという。 　市は業者に車検を依頼するとともに、道路運送車両法違反（無車検）に当たるとして26日、美作署に届けた。今後は複数人で確認を徹底するとしている。 　美作市では昨年9月にも市教委で車検切れの公用車の使用が判明した。