【毎日書評】業務時間外や休日に上司からLINEがきたらどうする?
取引先からLINEの交換を求められたら?
取引先からLINEの交換を求められたら教えなければいけないでしょうか?(94ページより) ときには取引先の人から、LINEの交換を求められることがあるのではないでしょうか? しかし、仕事専用のスマホが支給されているのならまだしも、「プライベートで使っているスマホでLINEを交換するのは気が引けるな」と感じることだってあるはず。では、どうしたらいいのでしょうか? この状況であなたが優先すべきは、自分の本音です。 教えなくてはいけないのかと悩むなら、「この人にLINEを教えたくない」というのがあなたの本音です。親しくなりたいような素敵な相手なら、悩むどころか「やった!」と嬉しくなるはずです。(95ページより) 相手が苦手なタイプだったり、対応が面倒だと感じたりすることもあるでしょうし、そもそも「プライベートと仕事を分けたい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、教えたくない理由がなんであれ、「教えたくない」と感じるのであれば、教えなくてもいいということ。 「仕事上のやりとりをしたいだけなのに」と取引先から不満をいわれるかもしれませんが、プライベート用のスマホでLINEの交換をしてしまうと業務時間外にも連絡されかねません。場合によっては土日祝日関係なく、仕事の連絡やプライベートなメッセージが送られてくる可能性も。 そのため、相手への罪悪感や申し訳なさから断れないというような場合は、「仕事上のやりとりだからこそ、(メールなど)普段業務で使っているツールでやりとりしたほうがいい」と考えてみるべき。 仕事上の相手だからこそ、プライベートなLINEの交換は断ってもいいのだと、自分の決断を信じてください。(97ページより) 断るのは気が引けるかもしれませんが、「あとで大変な思いをするよりもいい」と自分を説得してみるべきだということです。(94ページより) 他人を変えるのは難しいけれど、だからといって自分が変わらなければいけないというわけではありません。自分の人生の主役は自分だからこそ、少しでもよい状況に自分を導いていくべき。そのためのメソッドとして、本書は大きく役立ってくれるはずです。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: あさ出版
印南敦史