中央線はみだし衝突事故も…”飲酒運転”で男2人逮捕
14日、福岡県内で飲酒運転が相次ぎ、男2人が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、午前11時前、福岡市南区高木の片側3車線の市道で、直進レーンを走行していたトラックが交差点で突然左折するのをパトロール中の警察官が確認し、停止を求めました。 運転していた男から酒のにおいがしたため調べたところ、男の呼気から基準値の6倍を超えるアルコールが検出されたため、警察は、福岡市早良区の自称会社員・土本善次容疑者(66)を酒気帯び運転と通行区分違反の疑いで現行犯逮捕しました。 土本容疑者は当時、建設関係の仕事中だったということで、「道路を間違えた。アルコールが残っていると知りながら車を運転しました。」と容疑を認めています。 また、午前11時前、福岡市博多区板付の県道で普通乗用車が直進走行中に中央線をはみ出して対向車線のトラックと正面衝突しました。 普通乗用車を運転していた男から酒のにおいがしたため警察が検査をしたところ、男から基準値の2倍近いアルコールが検出されたため、男を現行犯逮捕しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、福岡市中央区の無職・大野誠容疑者(50)で、「きのう夜に自宅で焼酎3杯飲んだ。アルコールが残ってるとは思いもしなかった。」と容疑を否認しています。 この事故でトラックを運転していた50代の男性が足の痛みを訴え、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。 警察は過失運転致傷の疑いへの切り替えも視野に捜査しています。
九州朝日放送