水球代表、パリ五輪で上位めざす 「シュートを量産して勝利に導く」
パリ五輪の水球日本代表に内定したブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)の選手らが10日、新潟県柏崎市内で記者会見を開いた。クラブからコーチを含め4人が選出されており、決勝トーナメントでの上位進出の目標を掲げた。 【写真】パリ五輪への意気込みを語る棚村選手(右側)と筈井コーチ=2024年5月10日、新潟県柏崎市、久保田正撮影 会見したのは、東京五輪に続いて代表に選ばれた棚村克行(34)、稲場悠介(24)の両選手と、代表チームのコーチに選ばれた筈井翔太・同クラブコーチ(37)。 東京五輪で日本は、1次リーグで1勝にとどまり、決勝トーナメントに進めなかった。 会見で、ゴールキーパーの棚村選手は「一本でもシュートを止め、チームが勝つことに貢献したい」。稲場選手は「チームをまとめつつ、シュートを量産して勝利に導く」と力強く宣言した。筈井コーチは「戦術も含め、最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備したい」とし、ベスト4以上を目標に掲げた。 会見を欠席した五輪初選出の新田一景選手(26)は「地道にやってきたことが代表入りにつながった。素直にうれしい」とのコメントを寄せた。(久保田正)
朝日新聞社