北陸新幹線の敦賀から西への延伸を巡って、与党の整備委員会は18日、年内に詳細な駅の位置とルートを決定する方針を示しました。 自民党のいわゆる“裏金事件”で、去年12月から議論が停滞していた与党の整備委員会。党員資格停止となった高木毅議員が委員長を解任され、京都選出の西田昌司参議院議員に交代してから初めてとなる会合を開きました。 冒頭では、まず米原ルートでの議論を否定し、小浜・京都ルートで延伸していくことを改めて確認しました。その上で、国土交通省に対し、次回の会合で詳細な駅の位置とルートを示すよう指示したということです。 整備委員会では、年内に駅の位置とルートを決定し、来年度末までに着工したいとしていて、まずは夏の概算要求に着工関連の予算が盛り込まれるかが焦点です。