ブラックロックとマイクロソフトの首脳、イタリアG7サミット参加へ
(ブルームバーグ): マイクロソフトとブラックロックの最高経営責任者(CEO)が今週イタリアで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に参加し、メローニ伊首相が推進する発展途上国投資を支援する。
メローニ首相とバイデン米大統領が共催する会合には、マイクロソフトのサティア・ナデラ氏やブラックロックのラリー・フィンク氏のほか、イタリアのエネルギー企業ENIのクラウディオ・デスカルツィCEO、エネルのフラビオ・カッタネオCEOらも招待された。招待客リストに詳しい3人の関係者が匿名を条件に明らかにした。
マイクロソフトとエネルはコメントを控えた。ブラックロックとENIは取材要請にすぐには返答しなかった。
メローニ首相はアフリカからイタリアへの移民流入を食い止める戦略の一環として、アフリカ大陸の開発計画を推進しており、サミットでは食糧と気候、エネルギー安全保障に関するプロジェクトを発表するとブルームバーグ・ニュースは最近報じている。
計画には、アフリカ大陸の成長を促進するための新たな金融手法の開発やエネルギーに関するイニシアチブ、コーヒーなどの分野における特定農業プロジェクトを促進する食糧関連の別のイニシアチブが含まれている。
原題:BlackRock’s Fink, Microsoft’s Nadella to Go to G-7 in Italy (2)(抜粋)
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Annmarie Hordern, Donato Paolo Mancini, Chiara Albanese