熱海に富士宮やきそば専門店「みつば」 週末限定、ご当地から出店
富士宮やきそば専門店「みつば」(熱海市中央町)が3月20日、オープンした。(熱海経済新聞) 【写真】目の前の鉄板で焼き上げる「富士宮やきそば」(関連画像4枚) 海鮮料理店「那智家」の店頭に併設する形でオープンした同店。週末とイベント開催時のみ営業する。テイクアウトのほか、店頭に設置したテーブル席でも食事ができる。店主は富士宮市で定食店「おかず処(どころ)みつば」を経営する渡辺律子さん。「富士宮グルメ」として有名な富士宮やきそばを提供する。渡辺さんの母親が創業して50年以上になる同店でも人気だという。 富士宮やきそばは、コシのある麺、ラードを搾ると出る「肉かす」、刻んだキャベツなどを使うのが特徴。削り粉をかけて提供する。熱海に出店した経緯について、渡辺さんは「熱海には友人が多い。富士宮にもよく来てくれた。友人に好評だった富士宮やきそばを熱海の観光客にも知ってもらいたいと思った」と話す。 メニューは、「富士宮やきそば」(800円)、富士宮やきそば入りのお好み焼き「しぐれ焼き」を食べ歩き用にアレンジした「しぐれ焼き・ミニ」(350円)。麺は、「富士宮やきそば学会」が認定する製麺所から仕入れる必要があり、同店も認定製麺所から仕入れる。 渡辺さんは「まだ店の存在が知られていないので、花火大会で人通りが多い時にアピールしたい。富士宮やきそばのおいしさを多くの人に伝えたい」と意気込む。 営業時間は、土曜=11時~20時、日曜=11時~17時。
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