「爪楊枝」「ガリガリ」と呼ばれた男子学生、4年間でスポーティマッチョに変身【筋トレビフォーアフター】
「バレーボール部を6年間経験していて、とにかく毎日の練習や走り込みでどれだけ食べても痩せていってしまう状態でした。YouTubeでたまたまボディビルやフィジークの大会の動画をみてとてもかっこいいと思い、競技に一目惚れしてボディメイクを決意しました。あとは、体型でいじってきた周りの人たちを見返そうと思ったからです」 【写真】スタイリッシュに鍛えられた渡邊陽日輝さんの全身フォト
渡邊陽日輝(わたなべ・ひびき/18)さんは、現在高校3年生。逆三角形のスタイリッシュな身体でボディコンテストにも出場する彼だが、4年前は180cmで55kg。誰の目にもみても華奢な体型だった。そんな彼を変えた方法とは。 「まずは毎日の腕立て伏せから始め、慣れてきたら市民会館でウエイトトレーニングを行うようになりました。胸筋を大きくしたかったので、胸の種目をフリーウエイトメイン(特にダンベルプレス)でたくさんしました」 「胸を週2回、背中、肩、腕がルーティンです。意識していたことは、自分が扱える重量でとにかく効かせていました。そして、トレーニングごとに必ずマックスの重量を更新することに挑戦していました。筋トレのモデルとしていたのはYouTuberのぷろたんさんです。こんな身体になりたいと毎日励みました。食事は細かさよりも量を重視し、とにかくお米と肉をたくさん食べ、必ずプロテインを飲んでいました。最大で73kgまで増量して、大会に向けて減量を始めました」
初めての大会出場前は、減量による眠気と集中力の低下に悩まされたという。だが、理想の選手や好きな選手のトレーニング動画を見ることでモチベーションを上げ、昨年、念願のサマー・スタイル・アワードでの大会出場を果たした。仕上がり体重は65kg。4年かけた肉体改造は華奢な身体を、出場部門であるスポーツモデルに相応しいスタイリッシュな筋肉質へと変えた。渡邊さんの次なる目標は。 「今後も、スポーツモデルをメインに出場していきたいです。もちろんフィジークにも出場したいですが、あのスポーツモデルの華やかなポージングや芸術作品のような身体に自分もなって、たくさんの人々を魅了したいと思っています。そして、NABBAのプロの選手になって世界でも活躍できるような選手になりたいと思っています」
取材:にしかわ花