「桃源暗鬼」スタート、主演・阿部顕嵐「鬼と桃太郎の物語、貴方の目でとくとご覧あれ!」
阿部顕嵐が主演を務める舞台「桃源暗鬼」が、本日2月17日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕した。 【動画】舞台「桃源暗鬼」公演PV(他34件) 「桃源暗鬼」は、2020年から「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載されている漆原侑来のマンガ。作中では、「桃太郎」を題材に、現代まで続く鬼と桃太郎の子孫同士による戦いを、鬼側の視点で描く“ダークヒーロー現代劇”が展開する。昨年6月に「『桃源暗鬼』プロジェクト」が始動。その第1弾となる舞台「桃源暗鬼」では脚本・演出を松崎史也が担当し、一ノ瀬四季役の阿部顕嵐、無陀野無人役の立花裕大、桃宮唾切役の北村諒らが出演する。 開幕に際し、阿部は「沢山の人に支えていただき 舞台上では1人1人が心と身体で桃源暗鬼を表現しています。鬼と桃太郎の物語、貴方の目でとくとご覧あれ!」、立花は「稽古を通して全員が役柄を深め、演技やアクションに磨きをかけていく中で、日々上達していく過程が楽しく、充実した毎日です。ぜひこの作品の熱量を楽しんでいただけたら幸いです。最後まで気を抜かず、更なる高みを目指し皆さまにお届けできればと思います! 応援よろしくお願いします!」とコメントした。 北村は「演劇でしか表現できない人間力を存分に味わっていただけたら。桃宮唾切を大切に、そして全力で生き抜きたいと思います。このプロジェクトの良いスタートを切れるようキャスト・スタッフ一同、全身全霊で届けます」、そして松崎は「ワクワクする、とか、スカッとする、とか、カッコイイ!、とか、泣けちゃう、とか。エンターテイメントの初期衝動が原作『桃源暗鬼』に全て詰まっている。なので我々も、そう見てもらえる演劇を目指しました。顕嵐を中心に、子役からベテランまでずらりと揃った俳優陣は技術的な豊かさもフレッシュさもそれぞれが発揮してくれ、竹村さんによる独創的なフィジカルアクションがファンタジーを演劇として具現化してくれています。上演時間いっぱいに詰め込んだワクワク面白かっこいい2.5次元演劇を解放してぶっ放します」と思いを述べた。 上演時間は休憩を含む約2時間20分で、東京公演は2月25日まで。そのあと本作は、29日から3月3日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公演が行われる。なお千秋楽の3月3日公演は、ニコニコ生放送でライブ配信されるほか、同日の舞台映像を収めたBlu-rayが8月28日に販売される。詳細は公式サイトを確認しよう。 ■ 舞台「桃源暗鬼」 2024年2月17日(土)~25日(日) 東京都 天王洲 銀河劇場 2024年2月29日(木)~3月3日(日) 大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 原作:「桃源暗鬼」漆原侑来(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 脚本・演出:松崎史也 □ キャスト 一ノ瀬四季:阿部顕嵐 無陀野無人:立花裕大 皇后崎迅:高橋怜也 矢颪碇:草地稜之 遊摺部従児:廣野凌大 屏風ヶ浦帆稀:綿谷優奈 手術岾ロクロ:灰塚宗史 漣水鶏:山崎紫生 花魁坂京夜:田口涼 一ノ瀬剛志:竹村晋太朗 芽衣:岡田六花 / 岩本佳子 桃宮唾切:北村諒 桃草蓬:石川萌香 桃部真中:船木政秀 桃屋五月雨:松田賢二 岡村圭輔、小林嵩平、酒井昂迪、末廣拓也、高橋陸人、田邊謙、長谷川桂太、日置翼、熊野ふみ、坂宮舞 ※山崎紫生の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。 (c) 漆原侑来(秋田書店)/舞台「桃源暗鬼」製作委員会