まるで“何も身につけていない”ロボット…全身透けたゼンデイヤの過激衣装にネット騒然
ゼンデイヤが2月15日、英ロンドンで開催された映画『デューン 砂の惑星PART2』のワールドプレミアにアンドロイドのような近未来的なシルバーの衣装で登場し、賛否を呼んでいる。 【写真・動画】まるで“何も身につけていない”かのように透けたロボット風ゼンデイヤの衣装
ミュグレーのコレクション
砂の惑星を舞台にした映画のテーマに合わせた砂のレッドカーペットに登場したゼンデイヤが身に纏っていたのは、ミュグレーによる1995年秋冬コレクション。光沢のあるシルバー素材が特徴的なボディスーツにカッティングが施され、プラスチックがはめ込まれたデザインになっている。 スーツにはブルガリのサファイアとダイヤモンドで構成されたネックレスを合わせ、「銀河のようにゴージャス」なルックで視線を釘付けにした。
ファンの反応は賛否両論
圧倒的な存在感を示したゼンデイヤに、「魅力的」「映画のビジョンにぴったり」「どんな衣装でも着こなせる」「宇宙時代の女王」と称賛の声が相次いだ。一方、ネットでは「甲冑のよう」との声やSF映画『スター・ウォーズ』のキャラクター「C-3PO」やドラマ『ドクター・フー』のキャラクター、さらに1927公開年のクラシック映画『メトロポリス』に登場するアンドロイド型ロボットなどと比較するユーザーも多かった。 また、「オズの魔法使いのブリキのきこり」や日本人イラストレーター外山基が描くアンドロイドのようだと指摘する声もあった。
七変化でさまざまなルックを披露
あっと驚くミュグレーの伝説的なコレクションを披露したレッドカーペット前のプレスインタビューでは、16ARLINGTONの黒いロングドレスを着用して全く異なるスタイルを披露していたゼンデイヤ。今作の世界プレスツアーでは、各地でさまざまなルックを披露して話題となっている。 仏パリでは、真っ白ならせん状の構造がユニークな3Dプリントで作られた「重力を感じさせない」ドレスやルイ・ヴィトンのアンサンブルが絶賛されており、作品とリンクしたファッションでファンを毎回楽しませている。
文:千歳香奈子