危険な暑さから球児を守れ 選手ファーストで進む熱中症対策
選手ファーストな試合を目指す
「まずは選手ファースト。これを常に考えている。できるだけベストな環境で戦えることを考えていろんなことをやっている。選手には悔いのないように戦ってほしい」(栗谷理事長) このほか、今年は天気にかかわらず、開会式は屋根がある会場で行われます。
4月から始まった「熱中症特別警戒アラート」
5月、愛知県高校野球連盟が愛知大会の熱中症対策を発表しました。 4月から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」。 これが発表されると―― 「かなり危険だと判断するので、試合を雨天順延と同様に順延する」(愛知県高校野球連盟 鶴田賀宣理事長) 試合前日に「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合、試合を中止し順延します。 三重と岐阜の高野連も同様の対策を行うとしています。
夏の甲子園では“2部制”を導入
8月7日に開幕する夏の甲子園、「全国高校野球選手権大会」では、開幕から3日間に限り、試合を午前と夕方に分けて行う2部制を導入します。 午前の試合が終わったあと、いったん観客も退場させるということです。 夏の風物詩「高校野球」。 熱中症への意識が年々、高まっています!