【巨人記録室】ノーヒットノーランの快挙次戦は2戦連続2度目完封負け
◆JERA セ・リーグ 阪神3―0巨人(25日・甲子園) 巨人が阪神に敗れ、今季7度目の完封負け。前日24日に戸郷がノーヒットノーランを達成も乗り切れなかった。初回2死二塁で岡本和が見逃し三振、1点を追う3回には1死二塁から丸、坂本が凡退し、あと1本が出なかった。先発の赤星優志投手(24)は4回2失点。開幕5連敗となり2軍降格が決まった。甲子園で2年ぶりのカード勝ち越しをかけ、交流戦前ラストとなる3戦目は菅野智之投手(34)が先発する。 巨人は戸郷のノーヒットノーランの次戦だったが、4安打完封負け。巨人のノーヒットノーランは71年菅原のコールドの1度、17年の継投の1度を含め、19度あったが、次戦の勝敗は、〇●〇●〇●〇〇〇●〇〇〇〇〇〇●●●で12勝7敗と、ノーヒットノーラン後の勝率は・632になった。 ノーヒットノーランの次戦に完封負けは、18年7月27日の中日戦で山口俊が達成した次戦、同28日の中日戦で、0―4で完封負けして以来、2戦連続で2度目だ。 また、次戦が阪神戦だったケースは4度目だったが、その結果は、37年沢村栄治の達成次戦だった5月3日は●3―4、43年藤本英雄が記録した次戦の5月23日が〇4―2、70年渡辺秀武記録次戦の5月19日は〇3―1で、この日で2勝2敗になった。 ノーヒットノーランも1得点とロースコアで、2戦で1得点。得点力不足が響いた。(福山 智紀)
報知新聞社