日本ラグビー協会、土田会長と岩渕専務理事が留任 新理事に元神鋼LOイーガン氏
日本ラグビー協会は23日、東京都内で理事会、評議員会を開き、2024~25年度の理事22人、監事2人を選任した。会長は土田雅人氏(61)、専務理事は岩渕健輔氏(48)が留任し、2022年に就任した土田会長は2期目となる。両氏は日本協会の規程で理事を満了する5期に達していたが、同様に規程にある「特別な事情」で任期を延長した。 元神戸製鋼LOで国際統括団体のワールドラグビーで重職も務めたアイルランド出身のマーク・イーガン氏(58)が、海外居住者として初めて理事に選ばれるなど、新任理事は4人。岩渕専務理事はイーガン氏の理事選任について、「多様な意見を反映したいこと、日本を外から見ることができ、かつ日本の事情も分かっているという貴重な人材。世界の情報収集においても大きな戦力になってくれる」と説明した。 土田会長は、「今後、協会をリードしていく次の人材を育てないといけない。リーチ・マイケル(BL東京)がアジアの普及などに尽力しているが、彼が現役を退いたときに(協会運営に)入ってこれるようなとか、そういう体制もつくらないと」と、現役日本代表主将に白羽の矢?を立てた。