【試合後コメント詳報】〈J1アルビ〉勢いに乗るストライカー!谷口のゴールで6試合ぶりの白星「11人で攻撃・切り替え・守備できた」
明治安田J1リーグアルビレックス新潟は4月20日、アウェーで京都サンガFCと対戦。今季、勢いに乗るストライカーの活躍でリーグ戦6試合ぶりの勝利を手にした。松橋監督は「攻撃・守備と切り離すわけではなく、われわれは11人で攻撃して、11人で切り替えて、11人で守備をするということがしっかりと表現できた」と話した。 【画像】2・3月度月間ベストゴール・谷口海斗が決めた! ホーム開幕戦以来…リーグ戦6試合ぶりの白星
勝利から遠ざかるアルビ…京都と対戦
コンディションが整わない選手が多く、今節の試合メンバー18人中13人が3日前のルヴァン杯・アウェーいわき戦に帯同したメンバーという厳しい台所事情の中、敵地に乗り込んだアルビ。 それでも、松橋力蔵監督は試合前、「ベストな選手もいれば、まちまちなのもあると思うが、ゲームホイッスルが鳴れば、そこはもう全く関係ないと思っている」と話した。 そんなアルビは同じくリーグ戦ここまで5試合、勝利から遠ざかっている京都と対戦した。 何としても先制点が欲しいアルビは積極的にボールを奪いに来る京都に対して、この日は細かくパスをつなぐこれまで積み上げてきたスタイルにこだわらず、ロングボールも使って相手ゴールに迫る。 前半34分、前線へのロングパスに反応した松田のシュートはキーパーに弾かれるが、こぼれ球をつないで最後は谷口がダイレクトでゴールに流し込む。 しかし、これは松田のオフサイドの判定で取り消しに。
谷口弾でリーグ戦6試合ぶりの勝利!
それでも得点と勝利への執念を持ち続けた谷口。ロングパスからチャンスが生まれたのは後半14分だった。 ディフェンスラインの裏をつくパスから藤原が折り返し、松田がシュート。これは相手ディフェンスに跳ね返されるが、こぼれ球を松田・高木がつなぎ、最後は谷口がトラップから反転してシュート! これぞストライカーという谷口の一発でアルビが先制に成功する。 その後はホームで負けられない京都がアルビゴールに迫るが、選手全員で貴重な1点を守り切ったアルビ。 ホーム開幕戦以来となるリーグ戦6試合ぶりの勝利を手にした。