能登の夏祭りシーズンの訪れを告げる能登町宇出津の「あばれ祭」。地震の影響が残るものの、来週の祭り本番に向けて準備が進んでいます。 日本遺産に登録されている「能登のキリコ祭り」。その先陣を切って行われるのが能登町宇出津の「あばれ祭」です。

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ことしの祭りをめぐっては地震の影響もあって意見が割れ、一部参加を見送る町内会もありますが、開催が決まり、町にはすでに祭りのムードが漂い始めています。 そして27日、地元の関係者が、県庁を訪れ、馳知事に祭りを開催することを報告をしました。

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馳 知事 「現状どういう形でされるのか報告をお願いします。」 宇出津祭礼委員会　蔵 信廣さん 「観光的なところはおさえて住民のための復興祈願の祭りということで」 町では駐車場や宿泊先の確保が難しいことなどから、ことしはあくまで地元住民向けの復興祈願として開催するといいます。 宇出津祭礼委員会　新谷 俊英委員長 「通常通りの暴れ方をして、神様を喜ばせて疫病を払うような、その姿を皆さんに見て頂ければ幸いだなと」

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「あばれ祭」は7月5日から6日にかけて行われます。