Jリーグ目指す千葉の「ローヴァーズ」 11月2日に木更津で花火大会「地域盛り上げたい」
将来のJリーグ入りを目指し、千葉県木更津市を中心に活動するサッカークラブ「ローヴァーズ」が11月2日、木更津市立中郷小学校の創立100周年を記念した花火大会を開催する。同県富津市の花火業者、立石煙火製造所などが木更津スポーツヴィレッジ(同市有吉)で午後7時からの開会式の後、700発を打ち上げ、夜空を焦がす。 当日は観覧会場も用意され、キッチンカーが繰り出す。金魚すくいといった縁日ブースも設けられる。 ローヴァーズは社会人チームで、千葉県1部リーグに所属する。「地域を盛り上げたい」(松川耕平取締役)との思いから企画された。花火大会に必要な費用はクラウドファンディング(CF)で募り、312万6000円を集め、目標の300万円を上回った。 チームの運営会社は平成31年3月末で閉校した同中学校の跡地を利用し、校庭を人工芝のサッカーグラウンドに改修。ホームグラウンドとして使い、地元の保育園児にサッカー教室を開くなど貢献し、地域に愛されるチームに育っている。 さらに、令和4年には旧校舎を、サウナや水風呂などを備えた宿泊棟へと再生させた。 花火大会の会場はJR久留里線東清川駅から徒歩20分。雨天の場合は16日夜に延期される。