アイスの棒で家や車 子どもたちが作る「住んでみたい未来の街」 三重・津市
アイスの棒を使って作品づくり=津市(三重テレビ放送)
放課後デイサービスに通う子どもたちが作った作品を審査するイベントが4日、三重県津市で開かれました。 デイサービス事業所の職員らでつくる「いろどりアートコンクール実行委員会」が、津市に本社を置く食品メーカーの井村屋と協力して去年から開いているものです。 今年は「住んでみたい未来の街」をテーマに、津市と松阪市にある17の事業所に通う子どもたちが、井村屋が提供したアイスの棒を使って色とりどりの作品を作りました。 イベントでは井村屋の関係者をはじめ、書道家の伊藤潤一さんらによる審査が行われ、受賞した各事業所にトロフィーや、副賞などが手渡されました。 受賞した各事業所の担当者は「子どもたちの発想力に驚かされた」「利用者全員で一つの大きな作品を作り上げることができた」など喜びの声を上げていました。 関係者は「アイスの棒からいろいろなものができあがる素晴らしさや、協力して作る楽しさを感じてもらいたい。これを機会にアートの世界に飛び込む子たちがいれば」と話していました。