長崎・雲仙市長選告示 22日投開票、現職と新人が一騎打ち 19年ぶりの選挙戦
任期満了に伴う長崎県雲仙市長選が15日、告示された。共に無所属で、4期目を目指す現職の金澤秀三郎氏(64)=自民、公明推薦=と、新人で元兵庫県議の小西彦治氏(53)が立候補を届け出た。2005年の市発足以来、19年ぶりの選挙戦となった。22日に投開票される。 金澤候補は愛野町の選挙事務所前で第一声。「3期12年、全身全霊をかけて尽力し、人口の社会減を緩やかにするなど手応えを感じている。なんとしても引き続き市政運営を担わせていただきたい」と訴えた。 出馬を表明していた小西候補はこの日の朝、雲仙市内に入った。市役所で届け出を済ませた後「3期連続無投票は異常事態。本当に市民に有益な政治が行われているか、一石を投じたい」と出馬理由を語った。 投票は22日午前7時~午後6時、市内28カ所で行われ、同7時半から吾妻町ふるさと会館で開票する。 有権者数は3万4136人(男1万6224、女1万7912)=14日現在、市選管調べ=。