関空連絡橋 7日午前3時からリムジンバスなど通行可能に
関空の一部再開に向け
台風21号による強風の影響で関西国際空港とりんくうタウン(大阪府泉佐野市)を結ぶ関空連絡橋にタンカーが衝突し同橋が破損した件で、西日本高速道路(NEXCO 西日本)は6日、関空の一部再開に向け、7日午前3時からこれまでの復旧作業に緊急を要する車両に加え、リムジンバスなどの通行を可能とすると発表した。 【拡大図】関空連絡橋タンカー衝突でガス管破損 道路は緊急車両通行措置
引き続きマイカーやレンタカーでは利用できない
NEXCO 西日本によると、今回通行可能となる車両はリムジンバスや臨時シャトルバスなどの営業用乗合・貸切バスと、鉄道やバスを利用することが著しく困難な人が利用するタクシーなどとされている。通行容量が限られることから、引き続きマイカーやレンタカーでは利用できないという。
今回はタンカーが衝突した同連絡橋の下り線の損傷部分(復旧工事箇所)を避けるように、その北側の上り線が対面通行となる(図1)。速度規制は40キロとなっている。 また、高速道路から関空連絡橋へ直接アクセスすることはできない(図2)が、連絡橋から高速道路へは直接のアクセスが可能となっている。ただ、交通渋滞が予想されるため、NEXCO 西日本は「ご理解をお願いします」としている。 鉄道部分に関してはJR、南海の鉄道路線はともに運休、再開の見通しは立っていないという。