超ときめき♡宣伝部、初挑戦の生配信ドラマに全力で挑む『リトライ、青春!』インタビュー
◆生配信ドラマという新たなジャンルに初めて挑戦されるわけですが、いかがですか? 杏:初めて聞いたときに「どういうこと?」と思いました(笑)。ですが、ドラマだと前に撮ったものをみんなで見たり、舞台だとお客さんは正面の同じ視点からしか見られないですが、この作品はそういうドラマや舞台とはこういうものだという概念を覆すような作品になっています。ドラマだけれど実際にその物事がリアルタイムで動いていたり、舞台と違ってカメラのスイッチングによっていろんな視点から見えたりする良さがあります。SNSと連動した企画もあるので、見ていただける方にはよりこの作品と同じ時間を体験していただけるような作品になるんじゃないかなと思っているので、楽しみに待っていただけたらなと思います。 ◆役としてメンバーと絡む中で、あらためて気づいたことや新発見はありますか? 坂井:かなみん(辻野)とは10年くらい一緒にいるのですが、公開稽古のときみたいにあんなふうに詰められたことがなかったので驚いています。普段、私が「こうしたいんだけど」と言うと「いいよ、いいよ」みたいな、ポジティブというか、あまり負のオーラみたいなのを感じたことがなかったですし、今後も絶対に怒らせたくないなと思いました。 辻野:これからそういうキャラになっていこうかな(笑)。 坂井:それは、やめて(笑)。どちらかというと私の方が普段は感情的な方で、かなみんはふわんとした感じ。だから、かなみんまで感情的になってしまったら、超とき宣が成立しなくなっちゃう…。 辻野:感情を出しすぎてしまったら迷惑かなと思ってしまって、引いてしまう自分がいて。好きなことや楽しいことは出せても、そういう怒るとかネガティブなことを出すのが私は特に苦手なのですが、その中でそらはそういった感情を結構分かりやすく出すタイプだったので、苦戦しましたし、「こんなにやって、みんな大丈夫かな?」みたいなところもありましたが、「私はそら。辻野かなみじゃない」みたいなマインドでやらせてもらっています。 菅田:ひよりん(吉川)の翠ちゃんが本当にかわいくて。普段は面白い方向に走ったりするところもあるのですが、このお芝居の中ではひたすらにかわいい。面白いところもあるけど、かわいいが強くて、いつもお稽古しているときに、「すごくかわいい。マッチしている」と思いながら見ています。 吉川:翠はこの中で一人だけ青春の中に恋愛要素があって、立ち向かっている姿がかわいいのかな? でも愛されるキャラだなとは思っています。ただ物語の中であまり空気を読みすぎると、翠が成立しなくなってしまうことに最近気がついたんです。みんなが怒っていても、自分の考えていることだけをみんなに発信しなくてはいけないなと。普段はわりと空気を読んでいる方なので、翠を演じるときはあまり空気を読まず、自分に真っすぐに、みんなに言葉を伝えたいなというところを意識しています。 ◆監督からの言葉で印象に残っていることはありますか? 吉川:「挑戦することを怖がらなくていいよ」という言葉を頂きました。私たち、超とき宣として演技をするのは初めての挑戦で。新しいものに挑戦することはすごく怖いことだと思ってしまうのですが、共演者の皆さんも本当に優しい方々ですし、稽古をする中でどっちの言い方が翠に近いのかなど疑問点が生まれたときに、すぐに監督に聞きにいくと、道を開いてくれるような答えを出してくださるので、すごく安心して挑戦できる環境にいるなと感じています。そして初めて演技に挑戦するのが、平林(克理)監督の下でよかったです。確かに本番は怖いですが、それまでにさまざまなせりふの言い回しや行動に挑戦できそうですし、自分なりにいろんな模索もできそうなので、本番に向けて一番いいものを見つけたいなと思っています。 ◆主題歌「リトライ、青春!」の注目ポイントを教えてください。 小泉:自らハードルを上げますが、めちゃくちゃいい曲です。タイムリープ作品にかけて、「ずっと同じ歌を歌ってる」「同じダンス踊ってる」という歌詞が出てきます。そういう歌詞は今まであまり見たことないなと思っていて、この作品ならではの歌詞だなと。さらに「ドラマを起こそう」というような物語にリンクした歌詞も出てくるんです。疾走感もあって明るく元気で、パワーをもらえる曲だなと思うので、たくさんの人に聞いてほしいです。今まさに学生生活を謳歌している方はもちろん、何かしらで青春したなという方まで、全ての皆さんに青春を感じてもらえたらうれしいなと思います。 坂井:私たちにとって、この曲は作品が終わった頃には青春ソングになっていそうだなと思っています。今ほぼ毎日のように稽古をしている状態で、みんなで頑張って駆け抜けているので、最終日はこの曲を歌いながら泣いてしまうんじゃないかと。お芝居なので、泣いちゃいけないんですけど。でも、私たちにとっても青春の曲になりそうだなと思っています。 ◆このドラマを成功させるためにしていることはありますか? 辻野:監督さんたちも含めて、みんなで1人1人の役について話し合ったり、相手から見た私の役はどういうふうに見えているのか、すごく話し合っています。自分の役を理解した上で演技すると、その役なりの言葉が出てくると思うので、そういうところで、もし何かトラブルが起きてもカバーできるのかなと思っています。失敗はしてはいけないですが、例えばカメラが次に切り替わらないとか、何かトラブルが起きたときに対応できるように。 杏:みんながその役になっていられたら、きっとそういうトラブルの間もつなげられるだろうし。ライブなどでは歌詞や振りを間違えたら失敗だと思われてしまうかもしれませんが、演技だからこそ間違えても失敗ではないのかなと。その役で居続けて、その場でその役が言いそうなことを言ったり、動きをすれば、失敗にならないのかなと思う部分もあるので、それぞれ自分の役として生きることを大事にしていきたいです。 坂井:見てくれる方は台本を知らないので(笑)。何かあったときの対策も込めて、すぐに役らしい言葉が出てくるように役を生きようと生活しています。 辻野:せりふが違っても、そういうバリエーションなんだと思ってもらえたらいいなと思います。実際に配信される3日間の演技は少しずつ変わっていくので、その変化も楽しんでいただけたらうれしいです。 ◆生配信ということで心配はつきないと思いますが、3日間の楽しみはありますか? 杏:1日目と3日目で同じことをしていても、きっと私たちの感情だったり、それこそ実際にやってみての経験も加わって、演技が変わっていくんだろうなと思うので楽しみです。 坂井:苺と桃華ちゃんと翠ちゃんが絡むシーンがあって、そこが3日間変わってくるのかなと思っています。そのシーンは変えようと思って変えても面白いシーンで、本番までお互いどういうアプローチをするのか知らないで臨んでも楽しいのかなと。遊べるシーンなので、楽しみにしています。 PROFILE 超ときめき♡宣伝部 辻野かなみ ●つじの・かなみ…1999年6月2日生まれ。埼玉県出身。超ときめき♡ブルー。 杏ジュリア ●あん・じゅりあ…2004年1月15日生まれ。東京都出身。超ときめき♡パープル。 坂井仁香 ●さかい・ひとか…2001年7月25日生まれ。神奈川県出身。超ときめき♡レッド。 小泉遥香 ●こいずみ・はるか…2001年1月5日生まれ。埼玉県出身。超ときめき♡ピンク。 菅田愛貴 ●すだ・あき…2004年12月20日生まれ。東京都出身。超ときめき♡レモン。 吉川ひより ●よしかわ・ひより…2001年8月12日生まれ。千葉県出身。超ときめき♡グリーン。 ●hair&make/佐々木愛 styling/加藤みゆき 衣装協力/SPINNS ©リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会
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