【解説】大阪・関西開幕まで500日で各国パビリオンはほぼ手つかず・・・ 協会はタイプXを提案も・・・ どうなる!?万博
契約済は60か国中24か国
これらはタイプAと呼ばれるもので、独自で設計建設するパビリオンですが、建設に手間もお金もかかります。約60か国がタイプAで出展したいという意思表示をしていますが、建設業者と契約が済んでいるのは24か国にとどまります。
そこで万博協会が新たに提案したのがタイプXです。協会が建物を代行して建設して外装は各国でアレンジしてください、というものです。これに対してタイプAを表明している国の多くは「タイプAからの変更は考えていない」と話しています。パビリオンは各国の個性が出る部分なので、なかなか譲りたくないようです。
とはいえ、協会としては建設が間に合わないという事態は避けたいので、関係者によりますと、協会はタイプXでの建設に向けてすでに約25か国分の資材調達を進めているということです。ただ、現状でタイプXへの移行を決めているのはブラジルとアンゴラの2か国です。