パリ五輪でも金メダル、映画「草原の英雄ジャロロフ」のモデルになった選手が来日決定
日本とウズベキスタンの合作映画「草原の英雄ジャロロフ~東京への道~」にて、主人公のモデルになったウズベキスタンのボクシング選手バホディル・ジャロロフが、先頃パリオリンピックで金メダルを獲得。本人から喜びのコメントが届き、映画の公開を記念して来日することも発表された。 【画像】オリンピック2連覇のバホディル・ジャロロフ 同作は、美しい農村出身の青年ジャロロフが、恵まれた体格を生かしてボクシングスーパーヘビー級の道でのし上がっていく物語。リオデジャネイロオリンピックで惨敗して代表の座を追放された彼が、父の教えを胸に再起を図り快進撃を遂げるが、周囲では嫉妬や陰謀が渦巻き、東京オリンピックで対戦国から妨害工作をされる様子が描かれる。 ジャロロフ本人は、スーパーヘビー級にて、東京オリンピックに続いて2連覇を果たした。彼は「東京オリンピックでは、ウズベキスタンチームは金メダル1個でしたが、パリオリンピックでは、7階級のうち5階級で金メダルをとりました。これは世界初のこと、皆さまに感謝します」と報告し、「映画の公開に合わせて日本に行きたいと思います」とメッセージを送る。来日の時期は調整中だ。 あわせて応援コメントも到着した。元IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンの岩佐亮佑は「この金メダル獲得で映画も大いに盛り上がることが期待できます。まさに“無敵”の試合でしたね」、元WBC世界ライトフライ級チャンピオンの木村悠は「今後の活躍と映画の成功も期待しています」とつづった。 「草原の英雄ジャロロフ~東京への道~」は、11月8日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次ロードショー。アククロム・イサコフが監督、ウズベキスタンで人気を誇る俳優ウルグベク・カディロフがジャロロフ役を務め、日本パートには加藤雅也、山本修夢が参加した。 ■ バホディル・ジャロロフ コメント 東京オリンピックでは、ウズベキスタンチームは金メダル1個でしたが、パリオリンピックでは、7階級のうち5階級で金メダルをとりました。 これは世界初のこと、皆さまに感謝します。 映画の公開に合わせて日本に行きたいと思います。映画も楽しみに、応援お願します。 ■ 岩佐亮佑(元IBF世界スーパーバンタム級チャンピオン)コメント ウズベキスタンジャロロフ選手の五輪2連覇おめでとうございます。東京五輪の事前合宿には激励行きました。 この金メダル獲得で映画も大いに盛り上がることが期待できます。 まさに“無敵”の試合でしたね。 ■ 木村悠(元WBC世界ライトフライ級チャンピオン)コメント オリンピックでの圧倒的な勝利、おめでとうございます。 2連覇は非常に価値のある偉業です。 これにより、ウズベキスタン初のプロヘビー級王者への道も開けたのではないでしょうか。 今後の活躍と映画の成功も期待しています。 (c)2024 Conglomerate Production