ブレーブスがあと1人で球団30年ぶりの快挙達成逃す 9回2死で被弾…継投でのノーノーならず
<メッツ1-4ブレーブス>◇11日(日本時間12日)◇シティフィールド ブレーブスの投手陣が、あと打者1人の場面で本塁打を打たれて継投でのノーヒットノーランを逃し、球団30年ぶりの快挙達成はならなかった。 【写真】7回を無安打に抑えたブレーブス先発のフリードだったが… 22年にオールスターに選出された左腕マックス・フリード(30)が先発し、3回2死で9番ニドに四球を与えた以外は6回までパーフェクト。7回は1死から4番アロンソを四球で歩かせたが、後続をきっちり抑えた。無安打投球を続けていたが、球数109球に達しこの回限りで降板。8回に登板した2番手右腕ジョー・ヒメネス(29)は2四球を与え1死一、二塁となったが、代打テイラー、2番マルテをともに空振り三振に仕留め無安打を続けた。 9回はかつてエンゼルスでプレーした守護神ライセル・イグレシアス(34)が登場。先頭の3番リンドアを空振り三振、4番アロンソを遊ゴロに打ち取りノーヒットノーラン達成まであと1人となったが、5番マルティネスに初球のフォーシームを右翼スタンドに運ばれた。その後、四球と安打で2死一、二塁の一打同点ピンチを招いたが、最後は8番バティを中飛に仕留めた。 ノーヒットノーランを達成していれば、球団では94年4月8日のドジャース戦でケント・マーカーが達成して以来、30年ぶりだった。快挙は逃したもののチームは4連勝を決め、24勝12敗でナ・リーグ東地区2位をキープしている。