切った木の下敷きになり69歳の男性が死亡 予想とは違う方向に倒れたか 山で椎茸や薪を管理するNPO活動 兵庫県佐用町
山で椎茸の原木や薪の管理などを行っていた69歳の男性が、自らが伐採した木の下敷きとなり、死亡しました。 警察によりますと、3月4日午前11時すぎ、兵庫県佐用町西新宿の山の中で「伐採中の木が同僚の肩にあたった」と消防に通報がありました。消防が駆け付けたところ、鳥取県智頭町の無職・武田恭司さん(69)が倒れた木の下敷きとなっていて、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。 武田さんは4日午前9時ごろから、同僚6人とともにチェーンソーを用いて、木の伐採作業にあたっていました。武田さんの伐採した木が、予想とは違う方向に倒れ、その下敷きになったとみられています。 武田さんは普段からこの山で、椎茸の原木や薪の管理などを行う非営利法人の活動に参加していたということです。警察が同僚らから話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。