「こういう姿にやられちゃいます」 いぬが切ない声で鳴いていた理由 宝物を見つめる哀愁漂う光景にほっこり
いぬやねこにとって、宝物であるお気に入りのおもちゃ。口に入れるものだからこそ、定期的に洗濯し、衛生状態に気をつけたいのが“親心”です。X(ツイッター)では、洗濯されてしまった宝物のおもちゃを、哀愁漂う表情で見上げるいぬが話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】宝物のおもちゃを返してほしくて「クーン、クーン」と必死に訴えているせとくん 実際の様子 ◇ ◇ ◇
干された“イカ”の返却を切望するいぬ
「洗濯されたイカさんを返してほしいいぬ」 そんなコメントとともに投稿された写真には、ベランダでおすわりをするいぬが写っています。 ちょっぴり寂しそうな瞳で、真上を見つめるいぬ。その視線の先では、白いイカのぬいぐるみがピンチハンガーに吊るされています。お気に入りのおもちゃを救出してあげたい様子ですが、手は届きそうにありません。 なんともいえない哀愁を感じる写真は話題になり、Xで4.3万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「早く乾くといいね」「イカさん返してほしい顔がかわいすぎる」「こういう姿にやられちゃいますよね~ 愛おしすぎです」「何この綿菓子ちゃん。かわいすぎだろ」「癒やしをありがとうございます」などの声が寄せられています。
“陰キャ”な一面も魅力! 瀬戸大橋を渡ってやってきたせとくん
注目を集めたのは、ビションフリーゼの男の子で3歳になったばかりの「せと」くん。お迎えされたのは、飼い主さん夫婦が結婚してしばらく経ってからでした。幼い頃から、どちらもいぬと暮らしていた飼い主さん夫婦は、いつかまたいぬと一緒に過ごしたいという気持ちをずっと抱いていたそうです。 念願叶って、香川県からせとくんをお迎えしました。飼い主さん夫婦が住んでいるのは岡山県。瀬戸大橋を渡って飼い主さんのもとへ来てくれたことから、「瀬戸大橋」と「瀬戸内海」が名前の由来になっています。 「瀬戸内海のような穏やかな子に育ってほしいという願いを込めました」
素敵な“お兄ちゃん”になるため勉強中
大切に育てられ、すくすくと成長しているせとくん。ちょっぴり内弁慶な性格で、飼い主さんいわく“陰キャ”な一面も持っているそうです。 おうちの中では活発で、おもちゃで遊ぶのが大好き。なかでもお気に入りなのが、イカのぬいぐるみです。せとくんは干されたぬいぐるみを見て、「クーン、クーン」と切ない声を出して鳴いていたそう。そして、その場を離れようとしませんでした。 それもそのはず。イカのぬいぐるみは、せとくんのファーストトイで、思い入れがある大切なもの。ゲソの部分を“噛み噛み”するのが大好きだそうです。 そんな甘えん坊のせとくんですが、飼い主さん夫婦の間に息子さんが生まれ、今年めでたく“お兄ちゃん”になりました。現在は、“弟”との接し方を少しずつ学んでいる最中です。 「生後5か月の息子とは、どのようにふれあえばいいかを考えている様子です。つかず離れずの関係でいます(笑)」 これから時間をかけて、優しい“お兄ちゃん”になっていくことでしょう。せとくんの日常の様子は、インスタグラム(seto__1022)でも見ることができますよ。 ○取材協力:せとくん(@seto_1022)さん
Hint-Pot編集部