能登半島地震から約1年のクリスマス…MISIAが被災地に3000個のドーナツをプレゼント 支援イベントでは3761万2553円を寄付
GLAYも出演した『PEACEFUL PARK 2024 for 能登』
令和6年能登半島地震から約1年の25日、被災者支援イベント『PEACEFUL PARK 2024 for 能登』(7月6、7日開催)で集まった募金合計3761万2553円を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付したと同実行委員会が発表した。 【写真】MISAから届いたドーナツを手にし、喜ぶ被災地の子どもたち このイベントは「エンターテイメントの力で被災地を元気づける」をテーマに、MISIA、GLAYをはじめとするさまざまなアーティストによるライブパフォーマンスのほか、チャリティーグッズの販売や能登地域で被災したシェフらが出店する食のイベント『PEACEFUL TABLE』、地震で被害を受けた地域の工芸品や特産品を販売する『応援消費マルシェ』など、能登への支援につながるさまざまな取り組みを2日間にわたって実施した。そして、イベントの収益や「d払い」「dポイント」を通して巨額の募金が集まった。 そしてこのたび、イベントの旗振り役となったMISIAから能登地域の子どもたちに、3000個のドーナツが「クリスマスプレゼント」として届けられた。本格的な寒さに震える状況を心配し、「少しでも温かな気持ちを届けたい」との願いが込められているという。そして、集まった子どもたち一人ひとりにそれらが渡されると、子どもたちは満面の笑顔で「すごくうれしいです」「クリスマスプレゼントをありがとうございます」などと喜びの声を上げていた。 ■MISIAのメッセージ 「能登半島地震からまもなく1年が経過します。今もなお厳しい状況の中で日々を送られている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。エンターテインメントの力で何かできることはないかと、能登半島支援を目的とし開催された『PEACEFUL PARK for 能登』。少しでも皆さまのお力になれていたらうれしいです。世界中の人々の幸せを願う、そんなクリスマスという日に一人ひとりが手にする甘いドーナツで少しでも笑顔や温かさ、安らぎを届けられればと思います。昔はドーナツ盤と呼ばれるレコードもあったんですよ。今回は、歌という形ではありませんが、歌のように心に届きますように……。今回の活動で、また改めて多くの方々が能登に思いを寄せ、心をつなぐきっかけとなればと願っています」
ENCOUNT編集部