28歳のブロガーが4年で、約7500万円を貯めた方法──10のマネーアドバイス(海外)
本記事の筆者であるドリュー氏は、ワシントンD.C.に居住する28歳で、商業用不動産会社に勤めながらブロガーとして活動している。 4年で50万ドル(約7500万円)の純資産を構築しており、30歳までに経済的自立を達成する予定だ。 資産形成のための3つの公式──1.支出が所得を上回らないようにする、2.その差を貯蓄と投資に回す、3それを継続する──を守っている。 23歳の時、2万5000ドル(約375万円)の借金があった。 卒業時に抱えていたのは、年の後半に返済予定の2万ドル(約300万円)の学生ローンと、5000ドル(約75万円)のクレジットカードローンだった。そのカードは、春休みの旅行中に気まぐれで作ったものだ。幸い金利は0%だったが、クレジットカードローンの返済が卒業後の最優先課題になった。そのために、数カ月自宅で暮らし、いくつかのアルバイトを掛け持ちし、自炊した。 卒業後に商業用不動産業界に入った。25歳のときに純資産が10万ドル(約1500万円)を超えた。新米アナリストとしての給料は5万ドル(約750万円)くらいだったが、27歳までの4年間で純資産額は50万ドル(約7500万円)に膨らんだ。不動産が約65%、株式が30%、現金が5%である。私はこうした経験から、誰にでもできる資産形成のための以下の3つの簡単な公式を編み出した。 支出が所得を上回らないようにする その差を貯蓄と投資に回す それを継続する 今28歳の私は、30歳で経済的自立を果たそうと考えている。私にとって経済的自立とは無限の柔軟性を意味する。経済的自立を達成すれば、お金のことを考えずに判断を下し、大事なことに集中できる。働き続ける贅沢を謳歌しつつ、仕事をしなくても存分に旅行できる柔軟さも手に入れられるだろう。 私は予定通りに高校を卒業できず、大学も2度留年し(ただし、最終的には卒業できたが)、相続や宝くじといったラッキーに当たったこともない普通の人間だ。だから、他の人も私と同じようにできると思う。 3つのシンプルな法則は効果的であり、さらに具体的なアドバイスに落とし込むことが可能だ。私に経済的自立への道を切り拓いてくれたお金に関する10のヒントを以下に紹介しよう。