大藤沙月、2週連続のWTT単制覇 男子単はカナック・ジャーがV<卓球・WTTフィーダーデュッセルドルフ2024>
<卓球・WTTフィーダーデュッセルドルフ2024 日程:2024年4月8~12日 場所:デュッセルドルフ(ドイツ)> 12日、WTTフィーダーデュッセルドルフ2024は大会最終日を向かえ、全種目が終了した。 女子シングルスでは、準決勝で大藤沙月(ミキハウス)が登場し、劉馨尹(リュウシンイン・チャイニーズタイペイ)と対戦。大藤が終始リードを握り、テンポよく3ゲーム連取。大藤がストレート勝利を飾り、決勝に進出した。 女子シングルス決勝では、李恩惠(イウンヘ・韓国)をフルゲームの末に破った、朱成竹(チュチェンジュ・中国香港)と対戦。競り合いになった第1ゲームを9-11で朱に先取されるも、今度は大藤が第2ゲームを11-9で奪取し、ゲームカウントを1-1にする。 第3ゲームは大藤が取り、王手で迎えた第4ゲーム。点の取り合いとなるも、リードを生かし朱の猛追を逃げ切った大藤が11-8で第4ゲームを取り、ゲームカウント3-1で大藤が勝利。見事優勝を飾った。 大藤は、先日のWTTフィーダーバラジュディン2024の女子シングルスでも優勝しており、WTT2連覇となった。 男子シングルス準決勝では、安宰賢(アンジェヒョン・韓国)と趙大成(チョデソン・韓国)、カナック・ジャー(アメリカ)と姜動洙(カンドンス・韓国)が対戦。同士討ちとなった安と趙の試合は、粘る趙をストレートで振り切った安に軍配。 カナックと姜の試合は、今大会勢いに乗っているカナックが2度のデュースをものにして、ゲームカウント3-0でカナックが勝利。決勝のカードは安とカナックの対戦となった。 決勝戦では、カナックが第1ゲームのデュースをもぎ取るものの、その後の2ゲームを安が連取し優勝に王手をかける。しかし、第4ゲーム以降はカナックがしぶとく戦い、第4、5ゲーム共に11-8で奪取し逆転。ゲームカウント3-2のフルゲームの末に、逆転でカナックが優勝を果たした。