今季初の欠場をしたフェニックス・サンズの渡邊雄太（NBA Entertainment）

フェニックス・サンズの渡邊雄太が、11月20日（日本時間19日）にユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで行われたユタ・ジャズ戦を欠場した。渡邊の欠場は今季初となる。試合はサンズがダブルオーバータイムの末に140-137で勝利した。 【画像あり】「日本のバスケが強くなっているのはすごいこと」豪代表のミルズがFIBAワールドカップでの日本の活躍を語る サンズの故障者情報によると、渡邊は左大腿四頭筋の負傷で当初「クエスチョナブル」（不確か）だったが、その後「アウト」（欠場）となった。 NBAの故障者に関するステータスは、アウト（Out＝欠場／出場登録外）、ダウトフル（Doubtful＝疑わしい）、クエスチョナブル（Questionable＝不確か）、プロバブル（Probable＝出場見込み）、アベイラブル（Available＝出場／出場登録可能）の5段階ある。 今季の渡邊は開幕から12試合に途中出場。平均18.6分間のプレイで5.3得点（フィールドゴール成功率38.2％、3ポイントショット成功率37.2％、フリースロー成功率85.7％）、2.7リバウンド、0.7アシストを記録している。 サンズは前半に二度にわたって11点差をつけ、第4クォーターの大半でリードしながらも、残り20.3秒のラウリ・マルカネンのプットバックでタイスコアとされる。オーバータイムでも一度は5点差をつけながら、コリン・セクストンのプットバックでセカンドオーバータイムに持ち込まれた。 ケビン・デュラントの2連続得点やフリースローで、セカンドオーバータイムも5点のリードを手にしたサンズは、残り58.9秒にジョン・コリンズの3ポイントショットでまたもタイスコアとされる。だが、同43.2秒のグレイソン・アレンの3Pを沈めると、マルカネンのレイアップで1点差とされたものの、 同0.9秒にデビン・ブッカーが2本のFTを成功。3点のリードを手にする。 ジャズの最後のポゼッションで、サンズはデュラントが3Pを放ったマルカネンにファウルしたとコールされるも、チャレンジの結果で判定が覆され、試合はそのままタイムアップ。2日前に続くジャズ戦の勝利で、サンズは3連勝を飾った。 サンズ（7勝6敗）はデュラントが39得点、8リバウンド、10アシスト、ブッカーが26得点、5リバウンド、8アシスト、エリック・ゴードンが20得点、5リバウンド、6アシスト、ユスフ・ヌルキッチが18得点、12リバウンド、アレンが14得点、ナシール・リトルが10得点を記録している。 一方、ジャズ（4勝9敗）はマルカネンが38得点、17リバウンド、テイレン・ホートン・タッカーが25得点、ジョーダン・クラークソンが22得点、7リバウンド、5アシスト、セクストンが18得点、5リバウンド、コリンズが15得点、12リバウンド、キヤンテ・ジョージが7得点、5リバウンド、11アシストをマークした。 サンズは22日午前11時（現地21日）、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。