大谷翔平が三冠王に輝く可能性は? 米記者が独自分析「オータニが三冠王となる確率は15%」
米メディア「ワシントンポスト」のニール・グリーンバーグ氏は13日(日本時間14日)に、ドジャースの大谷翔平選手(29)が三冠王を獲得する可能性について論じた。 【画像】エンゼルス時代の大谷とムーキー・ベッツの2ショット 同氏は「大谷が三冠王を獲得する可能性は以前までと違う」と題した記事を投稿。その中で「今年、ロサンゼルス・ドジャースの指名打者・大谷翔平が三冠王への仲間入りを果たすチャンスがある」と主張した。 現時点で5月半ばのため残り試合数が多いことを前提に置きながらも「予測システムによる大谷の最新のシーズン終了推定では、打率2割9分8厘(ナ・リーグ8位タイ)、40本塁打(1位)、116打点(1位)でシーズンを終えている」と想定。これでは二冠王どまりだが、打率が想定を超えて伸びた場合「オータニが三冠王となる確率は15%」だとした。 一見すると最終的な数値、特に打率はやや見劣りする予測となっていることもあり、同氏は「もし大谷がこのような成績で三冠王を獲得することができたとしたら、それは最も印象に残らない成績での三冠王となるだろう」と言及。一方で、これは大谷に対しての批判的な意見ではないことを強調し「(低い予測値は)このスポーツ史上最高の二刀流選手の一人である大谷の功績を揺るがすものではない」と述べた。 その理由として「2つの統計、打率と打点ですべてを評価することは時代遅れです。たとえば、すべての安打の価値が等しいわけではないということにほとんどの人が同意するでしょう」として、これまで使用されてきたデータがあくまで予測にすぎないことを指摘した。
東スポWEB