【中日】堅守で12年ぶり3試合連続完封勝ち 開幕2戦目から8試合連続エラーなし
◆JERAセ・リーグ 広島0―1中日(7日・マツダ) 左翼手・細川、三塁手・高橋周による満点のカットプレーだった。1―0の8回1死一塁で代打・松山が左翼線二塁打。だが、本塁突入を狙った一塁走者の代走・羽月を間一髪アウトに。中日では12年ぶりの3試合連続完封勝ちを飾った。 中田が今季初めて欠場した。立浪監督は「足の張り? そうです。大事をとって」と説明。開幕から全試合4番だった主砲を欠く打線は1点しか奪えなかった。だが、「それほど点が取れない中で、しっかり守れたのが勝ちにつながった」と指揮官。昨季はリーグで3番目に多い79失策だったが、今年は開幕2戦目から8試合連続無失策だ。 足を引っ張らなければ、投手陣は強力。5日は柳、6日は涌井、この日はメヒアが好投しての3連勝。貯金2は22年5月12日以来で、立浪政権最多の「3」に迫った。DeNAに0・5ゲーム差とし、9日から“首位攻防”2連戦に臨む。(井之川 昇平)
報知新聞社