「エイリアン ロムルス」シリーズ史上2番目のヒットスタート!【全米映画ランキング】
8月第3週の北米映画市場では、「エイリアン」の“その後”を描くSFサバイバルスリラー「エイリアン ロムルス」(ディズニー)が首位に君臨し、ヒットスタートを切りました。 【フォトギャラリー】「エイリアン ロムルス」9月6日公開 リドリー・スコットが製作した本作は、オリジナル版の「エイリアン」(1979)と、続編「エイリアン2」(86)の間に位置づけられ、6人の若者たちが、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」の探索を開始するさまが描かれます。週末3日間で、製作費の約半分にあたる興収4150万ドルを記録。前日譚も含めた「エイリアン」シリーズ7作品のなかでは、「プロメテウス」(2012/5100万ドル)に次ぐ、史上2番目のオープニング成績をあげました。 マーベル・スタジオの「デッドプール&ウルヴァリン」(ディズニー)は、3週連続の首位を経て、ついに2位にダウン。週末3日間で興収2900万ドルをあげ、累計興収は5億4500万ドルを突破しました。「デッドプール&ウルヴァリン」と、2024年公開作品のなかで興収1位となっている「インサイド・ヘッド2」(累計興収6億4200万ドル)を合わせると、ディズニーは興収10億ドル以上を記録したことになります。 ダコタ・ファニングが声優を務め、ヘンリー・セリックが監督を務めた09年のアニメ映画「コララインとボタンの魔女 3D」が再上映され、5位に初登場。週末3日間で、オリジナル版のオープニング興収の約半分となる、興収860万ドルをあげました。さらに、インドのコメディホラー「Stree 2(原題)」(Prathyangira Cinemas)は10位に初登場。18年に公開された「Stree(原題)」の続編で、女性を誘拐する、首なし幽霊に取り憑かれた町を描いています。ラージクマール・ラーオ(「ザ・ホワイトタイガー」)と、シュラッダー・カプール(「ストリートダンサー」)が共演。週末3日間で、興収210万ドルを記録しました。