米下院、多数派争いで伯仲 共和党が制せば、監視機能低下も
【ワシントン共同】米大統領選と同時実施された連邦議会選は6日、開票作業が続いた。4年ぶりに上院(定数100)の多数派奪還を決めた共和党は、下院(定数435)での過半数維持に向け、民主党と伯仲の戦いを繰り広げている。 赤をシンボルカラーとする共和党が下院選を制せば、ホワイトハウスと上下両院を独占する「トリプルレッド」となる。トランプ次期大統領へのチェック機能は低下しかねない。 下院は2年ごとに全議席改選。AP通信によると、6日午後7時(日本時間7日午前9時)時点で、共和党が205、民主党が190議席を確保した。カリフォルニア州などで激戦が続いており、判明に時間がかかる可能性がある。