【オークス】「ステレンボッシュが抜けている」けど…宮下瞳騎手の注目馬は「オークス向きの血統」
◆第85回オークス・G1(5月19日、東京競馬場・芝2400メートル) 完成度でステレンボッシュが抜けているように感じますが、アスコリピチェーノが不在で、そのぶんマークがきつくなることが予想されます。初めての2400メートルでもあり、他馬にも十分にチャンスがあると思います。 【データで見る】スウィープフィートの血統、戦績 スウィープフィートはいかにもオークス向きの血統。お父さんのスワーヴリチャードをはじめ、今回の舞台で活躍した馬が背景にそろっています。桜花賞は4着でしたが、スムーズな競馬ができなかったにもかかわらず0秒2差。いい脚を持っていますし、展開ひとつでチャンスがあるでしょう。 私の競馬の話をすると、今週は3勝することができました。馬はもちろん、いつも違う馬場の見極めが本当に難しい。内、真ん中、外、どこがいいのか、開催初日の馬場状態を確かめながら乗っています。日々反省、日々勉強で頑張っていきたいです。(名古屋競馬騎手) ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。46歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。今春、女性騎手初の黄綬褒章を受章。女性騎手で国内最多の地方通算1224勝。 【宮下瞳騎手の印】 ◎(13)スウィープフィート 〇(7)ステレンボッシュ ▲(14)ライトバック ★(2)クイーンズウォーク △(10)アドマイヤベル △(12)チェルヴィニア △(5)コガネノソラ
報知新聞社