＜春に挑む＞関東一 選手紹介／５ 越後駿祐内野手 ／東京
◇勝負強い打撃が持ち味 越後駿祐内野手（１年） １年生ながら勝負強い打撃が持ち味。昨秋の都大会準々決勝の七回、１死満塁で三塁線を抜ける２点適時打を放った。その打席で、２ストライクまで追い込まれた時に伝令でやってきた市川歩（２年）の「びびってるぞ。思いっきり振ってこい」という言葉に救われた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 秋季大会期間中に遊撃手から一塁手にコンバートした。初めは守備範囲の違いに戸惑うこともあったが、今ではショートバウンドの送球も難なくさばき、投手へのトスも得意だ。明治神宮大会で一塁線を抜かれたことが許せず、この冬は重点的に球際を練習している。また、トスバッティングでは低めに打つことを心がけている。 練習が休みの日は、自宅近くの温泉施設でリラックスしたり、３歳下の弟とバドミントンをしたりすることもある。【小林遥】＝つづく ……………………………………………………………………………………………………… （１）右投げ右打ち（２）１８１センチ、７０キロ（３）足立ボーイズ（４）安打で出塁して、少しでも得点につながるプレーをする。 〔多摩版〕
