巨人・中川皓太が15%減の8500万円で更改 来季に悲壮覚悟「結果が求められる年齢、ポジション」
巨人の中川皓太投手(30)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万減の8500万円(金額は推定)で更改。「球団の方からもチームが苦しい時にお前がいてくれると、もっと助かったなと言われた。その言葉をしっかりと受け止めて来年は一年間、チームに1軍で貢献できるように頑張りたいなと思います」と前を向いた。 今季は開幕から勝ちパターンの一角を任されたが、左膝痛の影響もあって4月14日に出場選手登録を抹消。6月には1軍に復帰するも状態が上がらず8月1日を最後に再び降格となった。結果的に15登板で0勝2敗、防御率8・76の成績。「今年はうまくいかな過ぎたというか、色々大変で試行錯誤しながらいろいろ頑張ったんですけど、結果がついてこなかった」と肩を落とした。 それでも来季に向けて「苦しいシーズンではあったんですけど、とはいえ時間は戻ってこないので切り替えて来年に向けて頑張りたいです」と前を向いた左腕。順当なら来季、国内フリーエージェント権(FA)を取得する。単年契約に「結果が求められる年齢でもあるし、ポジションでもあると思う。来年はしっかり期待に応えられる準備を、全ての面においてやっていきたい。自分がいる中で優勝して、なおかつ今年できなかった日本一に貢献したいと思います」と覚悟を口にした。