ママ友に「お金の無駄だしPTA会費は払ってない」と言われましたが、みんな平等に払うものではないんですか?
PTAに加入しないことでデメリットはないの?
PTAは任意加入の組織ですが、PTAに入らないことで、子どもに不利益が全くないとはいいきれません。例えば、PTAの会費で行うイベントや卒業記念品の配布について、加入世帯と非加入世帯で扱いを区別しているPTAもあります。 同実態調査では、非加入者をイベントなどの対象外にしているケースが約19%、実費負担を求めるケースが約20%という結果が出ています。また区別がないケースでも、会費を払っているほかの保護者が不公平だと感じたり、クレームにつながったりする懸念もあるでしょう。 任意加入の組織とはいえ「会費がもったいない」という理由で安易に加入しない選択をせずに、組織の活動の意義や、子ども自身にどのような影響があるのかを考えて、加入するかどうかを検討することが大切です。
PTAの会費負担は自分の意思でやめられる
PTAへの加入や会費の支払いは強制的なものではなく、加入しないことや退会することを自由に選択できます。PTAの活動自体をやめる学校も増えており、地域によっては「PTAへの加入は当たり前」という風潮はなくなっている場合もあるでしょう。 しかし、PTAに加入せず、会費を払わないことで、子どもの学校生活にマイナスの影響がある場合もあります。金銭的な損得だけではなく、子どもへの影響も考えて、加入・非加入を検討しましょう。 出典 公益社団法人 日本PTA全国協議会 はじめましてPTA 一般社団法人 全国PTA連絡協議会 PTAにおける実態調査の結果から 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部