闇の向こうに“何か”いる…想像力刺激する『SKINAMARINK/スキナマリンク』予告編&ポスター
北米で異例の大ヒットを記録した話題のホラー映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。 【写真】イマジネーション・ホラー『SKINAMARINK/スキナマリンク』 2023年のベストホラームービーとして多くのメディアに取り上げられ大きな注目を集めた本作。監督はカイル・エドワード・ボールで、彼の長編デビュー作となる。製作費わずか1万5000ドルながら、最終興行収入は約200万ドルを達成した。 解禁された予告編は、窓やドアが全て消えてしまった家に取り残された2人の子ども・ケヴィンとケイリーが、2階で目撃した“何か”についてひそひそ声で話す不穏なシーンから始まる。 いつもとは様子が異なる暗闇に包まれた部屋を、テレビの光や懐中電灯などの僅かな明かりを頼りにその正体を探ろうとするが、闇に身を潜めた不気味なおもちゃや髪の長い謎の人物、不吉に繰り返されるカートゥーンアニメの音楽など、次々と不可思議な光景を目の当たりにする…。 ざらついたVHSの映像のような荒い画質とノイズを主体とした怪しい映像が、観る者の想像力を刺激する内容となっている。 併せて解禁されたポスタービジュアルでは、なぜか上下逆さまの薄暗い廊下に座り込むケヴィンの後ろ姿が切り取られており、さらに天井へと伸びる底知れぬ暗黒に得体の知れない恐怖と不安を覚える。「躙り寄る悪夢。」というコピーに、見えない恐怖がじりじりと迫りくるような気配を感じさせるビジュアルとなっている。 またカイル・エドワード・ボール監督は、次回作で製作会社「A24」とタッグを組むことが発表されており、次世代のホラー映画界を盛り上げる存在として期待されている。 『SKINAMARINK/スキナマリンク』は、2025年2月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部