子どもの“学校に行きたくない”に対して親はどうすればいい?【不登校・行き渋り】
Q.「どうして学校に行きたくないの?」と理由を聞いてもいい?
A.SOSを拒絶されたと感じがちなので注意。理由は本人もわからないことが多い 「まだ休んでいないときに理由を聞くと、子どもが『学校に行きたくない』というSOSを拒絶されたと受け取ることもあるので注意」(石井さん)、「理由を聞いてもいいのですが『学校は疲れる』など、本人もはっきりわからないことが多いよう」(池田さん)
Q.子どもに私の意見を聞かれて、つい「ママは学校に行ってほしい」と言ってしまいました。親の希望や本音は、正直に伝えないほうがいい?
A.親への試し行動の一つ。気持ちは伝えつつ配慮を 「自分が大切に思われているか、試す行動といえます。親の希望は伝えていいのですが『こう思うけど、あなたのつらい気持ちは教えてね』など配慮を」(池田さん)、「なぜ子どもに学校に行ってほしいのか、親自身が向き合う機会にしても」(石井さん) Staff Credit イラストレーション/pum 取材・原文/野々山 幸(TAPE) こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「「行き渋り」「不登校」その後の選択」に掲載の記事です。