ジェズス、エンケティアで勝てるのか アーセナルには「キラー」が必要だ
OBのライト氏は得点力を憂慮
アーセナルはFAカップ3回戦でリヴァプールと戦い、0-2と敗れた。この試合、通常は最前線に置かれているFWガブリエウ・ジェズスは欠場し、MFカイ・ハフェルツが最前線に立った。 ミケル・アルテタ監督は欠場したジェズスについて、「彼は膝に痛みを感じていて、スキャンしたところなにかが見つかった。大したことがないといいけどね」と語っていた。しかし、明確に得点力が不足していることはこの試合でも露呈してしまい、ジェズスがいればそれが解決されるのかという疑問はどうしても残る。 アーセナルOBで、同クラブで185得点を挙げたイアン・ライト氏は、SNSに「We need a killer.」と投稿した。アーセナルは3連敗となったここ3試合でわずか1得点。ジェズスも今季はリーグ戦3得点と、最前線のストライカーとしては物足りない。エディ・エンケティアもここのところはゴールにあまり関与しておらず、リーグ戦では10月末のシェフィールド・ユナイテッド戦でハットトリックを達成して以来ゴールがない。ライト氏は、試合を決めてしまうようなストライカーを望んでいるのだろう。 噂されているブレントフォードのFWイヴァン・トニーも、今冬の獲得は厳しいとみられている。昨季は二桁ゴールを記録した選手が4名おり、どこからでも得点がとれるチームだったアーセナル。しかし、今季はゴールまで結びつけるのに苦労しており、明確な得点源がいないことがそのまま弱点となってしまっている。
構成/ザ・ワールド編集部