◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人10-0オリックス(7日、京セラドーム) 6回終了時点でスリーベースヒット、シングルヒット、ホームランを放ち、サイクルヒットまでツーベースヒットを残すのみとなった巨人・ウォーカー選手。 サイクルヒットが期待された第4打席は8回に。ウォーカー選手は0アウト2・3塁のチャンスで打席に入ります。サイクル安打は「少し意識はしていた」と話したウォーカー選手。2球目のフォークを捉えると打球は高く弾み、サードの頭を越えレフト前へ。二塁へ進む姿勢を見せますが結果はシングルヒットとなり、惜しくもサイクルヒットとはなりませんでしたが、この試合3打点目を記録。 さらに巨人打線がつながり9回にもウォーカー選手の第5打席が。再びサイクルヒットのチャンスを迎えますが、結果はライト前へのシングルヒット。この打席もヒットを放ったもののサイクルヒット達成とはならず、これにはウォーカー選手も一塁ベース上で苦笑いを見せました。 史上72人目のサイクルヒット達成とはなりませんでしたが、ウォーカー選手はこの試合、5打数5安打3打点の大活躍。打率は試合前時点で.250でしたが、試合終了後は.308まで上昇しました。 ヒーローインタビューでは「ジャイアンツファンありがとう。あしたも頑張ります」と日本語でファンに向けてメッセージを送りました。