【体操】日本勢結果一覧 全てのメダルに岡慎之助が絡む
◇パリオリンピック2024 体操 大会11日目の女子種目別ゆか決勝をもって終了した体操。日本勢は金メダル3つ、銅メダル1つとなりました。 【画像】体操種目別鉄棒のメダリストたち 岡慎之助選手が金メダル 最初のメダルとなったのは男子団体。予選を2位で通過すると、ライバル中国との一騎打ち。中国が得意とするつり輪と平行棒で点差を離されましたが、鉄棒では2度の落下のミス。最後の2種目はミス無くまとめた日本が大逆転を演じ、8年ぶりの金メダルを獲得しました。 2つめのメダルは男子個人総合。東京五輪金メダリストの橋本大輝選手と、予選1位中国の張博恒選手が金メダル候補に挙がっていましたが、両選手は前半種目で大きなミス。ここで輝きを放ったのが岡慎之助選手です。6種目ノーミスで美しい演技を披露した岡選手が合計86.832で金メダルを獲得しました。 3つめのメダルは男子種目別平行棒決勝。予選8位の谷川航選手は棒下宙返りひねりでバランスを崩し、得点を伸ばせず6位。それでも予選3位の岡選手は、肝となるE難度の『車輪ディアミドフ』を決めると、最後の着地も止め銅メダルを獲得しました。 4つめのメダルは男子種目別鉄棒決勝。2番手に演技した岡選手は、離れ技の『コールマン』で少しバーから離れますが、その後は安定した演技で最後の着地もピタリ。14.533で後続の演技を待つと、後半組に登場した金メダル候補の杉野正尭選手が『カッシーナ』で落下。さらに予選1位の張選手も着地で手をつくなど、8人中6人が大きなミスを出し、岡選手が52年ぶりの3冠を達成しました。 女子では大会直前に主将の宮田笙子選手を欠きながらも、団体で決勝に進出し8位入賞。 個人総合でも岸選手が11位に入ると、種目別ゆかではH難度の『シリバス』を決め、初の五輪で7位入賞を果たしました。