橋本環奈&上白石萌音&川栄李奈&福地桃子 四者四様の“千尋”を表現!舞台『千と千尋の神隠し』ロングラン公演が開幕
4人のヒロインが“デビュー”を迎えます。 宮崎駿さんによる不朽の名作の舞台版、『千と千尋の神隠し』2024年公演が東京・帝国劇場で初日を迎え、主人公の千尋を演じる橋本環奈さん、上白石萌音さん、川栄李奈さん、福地桃子さんが開幕の喜びを語りました。 【写真】千尋役の橋本環奈(左)とハク役の醍醐虎汰朗(右) 2022年に上演された初演では、橋本さんと上白石さんが千尋役に扮し、好評を博しましたが、2024年版は橋本さんらのほか、新たにオーディションで同役を射止めた川栄さん、福地さんが加入。 公演は、3月11日夜の部で橋本さん、12日夜の部で上白石さんがすでに初日を迎え、福地さんは13日夜の部、川栄さんは27日夜の部で初日を迎えます。 開幕を目前に控え、“4人の千尋”が3月11日に東京・帝国劇場に集結、公演への意気込みを語りました。
橋本環奈 川栄李奈と福地桃子の「千尋を早く観てほしい」
橋本環奈 川栄李奈と福地桃子の「千尋を早く観てほしい」現在の心境を聞かれた橋本さんは「今日、初日なので楽しみだなっていうことと、2022年の初演からもう2年も経つんだっていう時間の早さにビックリしています」。 続けて、「こうして新たに千尋のメンバーが増えて、安心感しかありません。早く皆さんに2人の千尋を観てほしい」と、新キャストの川栄さんと福地さんへの期待を寄せました。 上白石さんは「初演と同じくらい緊張していますが、カンパニー自体も油屋と湯屋の2チーム体制になってキャストが増えたので、組み合わせによってどんなふうになっていくのだろうと、真新しい気持ちでいます」。 一方、初参加の川栄さんは「2022年の初演を観ていたので、お客さんとして観ていた舞台に自分が立てるということがすごく感慨深い。皆さんの力を借りて、頑張りたい」と意気込みを。 同じく新キャストの福地さんは「初めて帝国劇場に立たせていただけるという喜びを心と体で噛みしめたい。今日、環奈ちゃんがスタートをきってくれるので、バトンをつないでいけたら」と初々しい表情を浮かべました。 初演との違いを聞かれた上白石さんは、「私と環奈ちゃんは公演を重ねてきたけれど、2人では絶対に見つけられなかったものを2人(川栄さん&福地さん)が教えてくれて、まだこんなにも新しいものが残っていたんだと稽古場でずっと感じていました」。 橋本さんは「初演を観た方でも絶対に楽しめるだろうなという変化がたくさんあるし、私たちも千尋としてお芝居がやりやすくなった部分がたくさんある」と返答。 そんな“先輩・千尋”を前に、川栄さんは「(2人は)大先輩なので全部教えてくれる。本当にありがとうございますという感じでやらせてもらっています」と感謝。 福地さんは「新しく入った私たちが入っていきやすい空気を、2人は最初から作ってくださった。千尋を熟知しているので、心の支えになりますし、一緒にお芝居を作っていくうえでとても心強い」と話しました。